事例02/地域密着業の資料請求
新規獲得件数115%、獲得単価36%ダウン
ビジネス概要
- 地域密着の資格取得ビジネス
- 検索連動型広告のみで運用
- 広告のゴールは資料請求
- 変えられるのは広告のみ(ホームページの修正なし)
事前調査
クリック単価の高騰により、顧客獲得単価(CPA)が高騰
考えられる原因としては...
・広告を出してくる競合が増えた
・広告タイトルでの訴求が差別化できていない
キーワードの選定と広告文の見直しで、クリック単価10%減、コンバージョン率10%アップを目指す。
予算内で運用ができていた時期と比べて、全体のクリック単価は20%ほど高騰していた。
それでも広告の費用対効果は悪くはなかったが、このまま広告費が高騰してしまう可能性があった。
施策1 - キーワードの設定
ビッグキーワードと呼ばれる一番検索数の多いキーワードで使う広告費が多かったため、細かいキーワード設定を実施。
2語、3語の複合キーワードをメインに、キーワードの追加を行った。
特に地域密着ビジネスで、地名との掛け合わせキーワードがパフォーマンスの良し悪しを決めると感じたため、クライアント様と改めてターゲットエリアの確認を行った。
施策2 - キーワードと広告文の連動
検索したキーワードが広告タイトルに入るように、1つの広告グループに1つのキーワードが入った形で全ての広告を作成。
施策3 - 広告の訴求ポイントの追求
クライアント様のアンケートや、実際に利用されている方から話を聞き「なぜ数ある企業から、ここを選んだのか」を徹底的に調査。
利用するお客様が求めるものの優先順位を決め、広告の訴求ポイントとして活用した。
広告を改善して1ヶ月目の結果は・・・
※コンバージョン率が高いのは、クライアント様サイトのシステムの関係で、サンクスページではなく
資料請求フォームにて測定していることが原因です。
今回の最適化について
運用を開始して1ヶ月間で、クリック単価85%、コンバージョン率130%と予想以上の結果を出すことができました。広告費はYahooとGoogleを合わせて108万円→85万円、コンバージョン件数は575→703件という結果です。
予算が100万円だったのに対し、85万円しか使うことができなかった部分に関しては対応が必要ですが、クライアント様より「予算は100万円だか、広告費を抑えられる方が良い」ということだったので、今後は広告費を下げながらコンバージョン件数の上昇・維持をする運用をしていく予定です。
コンバージョン測定をサンクスページではなく、資料請求フォームに設置している関係で、ランディングページの修正を同時期に行ってしまうと、広告の改善率が把握できないため、まずは広告のみ見直しを行いました。
今後、ランディングページの見直しで、より良いパフォーマンスが出せると感じています。