現実を受け入れる力と、捨てる勇気

僕は身の回りの整理が不得意です。

「これって、いつか使うんじゃない?」的な感じで、なかなか物を捨てられないんですよね。

 

ただ、そういうものって二度と使わないケースの方が圧倒的に多いです。

まぁ、そんな僕ですがPPC広告に関してはズバッと判断することが多いんです。

 

今日はそんなお話です。

 

パフォーマンスが悪い時ってあるよね

今月から運用をさせていただいている案件なのですが、思うように成果が出てないんですよね。

独立しては4年ほど運用代行をやってまして、それなりの数(たぶん100以上)のサイトの広告を作ってきましたが、こんなにも予想と違ったパフォーマンスは始めてです。

 

まぁ、こんな状態では終わらせないし、絶対満足のいくパフォーマンス出してみせますけどね。

 

 

そんなこんなで苦戦をしているわけなんですよ。

うちの広告運用は初期にガッツリ時間かけて行うんです。

今回は大規模なECサイトだったこともあり、初期の構築に100時間はかかってます。

 

万全の体制で広告を出稿したわけですが、散々な結果だったのです。

 

現実を受け止めるまでの期間

7日間です。

広告費は80,000円ほど、7,500クリックほど。

7日間で、あれこれ調整を入れていたんですけど一向に突破口が見えず、今の状態では無理だと判断しました。

 

もちろんここから改善を目指しても良かったのですけど、根本的な部分が間違っていたんだろうと現実を受け止めたんですよね。

 

「きっといつかは良くなる」

なんて幻想です。

 

もちろんトレンド的なこともありますけど、基本的には動かなきゃ何も変わらない。

大きな変化を出すには、根本的な部分からやり直す必要だってあるんですよね。

 

 

ああ、悲しき俺の100時間

7日目のパフォーマンスを見て、そっとキャンペーンをオフにしました。

すごく力を入れて準備していたので、この悲しさはハンパないっすよ。

けど、前を向いて進まなきゃいかんのです。

 

結果が見えやすい広告媒体ゆえに、成果が出せなければ自分の存在価値なんてないんですよね。

まぁ、データも取れたし、次の策も準備していたので、気持ちを切り替えて再スタートです。

 

捨てるってのは大袈裟かもしれないですが、次の次の次ぐらいまでは考えているので、そこで全てが失敗に終わらない限り、用意したキャンペーンが使われることはないかと思います。

 

別に失敗した場合だけではなく

今回は失敗を原因として再スタートをしたわけですが、これって上手くいってる広告でも行うことがあります。

上手くいってるのに再構築するわけです。

 

結果が悪ければ戻せばよいだけですし。

 

「現状維持なんて衰退だ」

と自分に言い聞かせながら、できることをコツコツやっていきますよっと。

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  • この記事を書いた人桜井 茶人(さくらい さと)

    株式会社バルワードの代表。

    リスティング広告の専門家でありながら、集客全般を見れるマーケター。

    • Googleプレミアムパートナー
    • 著書:リスティング広告のやさしい教科書
    リスティング広告のやさしい教科書
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