リスティング広告の運用者に限らず、自分を成長させるには自分のフレームワークを壊すことだと私は思っています。
それが、時には上司であったり、職場の仲間のことが多いと思うのですが、僕はもっと外に出るべきだと思っているんですよね。
今回は、リスティング広告とは全く関係ないお話です。
自分を成長させるものは何かを考える
以前サラリーマンだった私は、下記のようなイメージを持っていました。
「緊張感、競争といった環境での仕事が自分を成長させる」のだと
上司に発破をかけられたり、成績を競ったりすることで「負けん気」により、仕事の取り組む姿勢が変わることで自分の才能を開花させるというのはよくある話です。
私自身、「怒られ」、「ダメ出し」をされてきました。
厳しい環境での仕事は、時には心が折れそうになることもありましたが、自分を成長させてくれたと思っています。
独立してしまうと、怒られる機会なんて滅多にないので、貴重な経験をさせてもらったと感謝しています。
しかし、この方法では逆にモチベーションを下げたり、成長を抑圧してしまうこともあります。
大事なことだと思っていますが、それ以外にも成長をさせる方法はありました。
私的には、下記の3点が自分を成長させるものだと考えています。
- 自分の知らない情報をインプット
- 自分の情報をアウトプットする
- 考えながら仕事をしていくことの経験値
自分の知らない情報を手に入れる
インターネットが普及し、情報量は格段に増えています。
(間違っている情報もありますが)
検索すれば、たいがいのことは分かります。
自分が知らない情報を手に入れれば、自分の視野が広がりますので、確実に成長することは可能です。
それは専門知識だけではなく、異業種の方から話を聞くことでも、勉強になることが多いです。
ただ注意しなければならないと思っているのは、「検索」という便利な機能のせいで、いつでも情報が仕入れられるために、それを身に付けようとすることを疎かにしていることが多くなっている方が多いかと感じています。
自分の情報をアウトプットする
Twitterでもブログでも、自分の情報をアウトプットすることができる場も、たくさんあります。
アウトプットすると、自分自身の情報の整理にもなりますので、非常にオススメです。
また、少し曖昧だった部分が明確になることも多く、アウトプットしようとすることで、自分の知識が広がることもよくあります。
考えながら仕事をしていくことの経験値
私は、ルーチンワークというものが好きではありません。
これは、同じ仕事をすることが嫌いということではなく、「何も考えず淡々と仕事という作業をこなしていく」というのが嫌なのです。
同じ仕事をする時でも、いろいろな考えながらやっていた方が楽しいですよね。
私が初めて就職した際ですが、ワケあって2週間ほど、「資料請求用の資料の三つ折り」をひたすらやる機会がありました。
1日8時間を2週間、ずっとA4の紙を三つ折りしてた感じです。
企画室という集客をする部署に配属され「これから頑張るぞ!」と思っていた矢先に、これは厳しいですよね。
ただ、その時も
「どうすれば早くできるのか」
「どうすれば綺麗に折れるのか」
「この資料を見る人は、どんな気持ちでみるのだろうか」
などを考え、さまざまな方法を試しながらやっていたので、それほど苦ではありませんでした。
資料の改善提案もできましたし。
考えながらの仕事は、新たな活路を見出したりすることもできます。
Twitterで異世界と握手をしよう
独立するまでは、かなり狭い世界で仕事をしていました。
ブログとTwitterを本格的に初めて半年ほどですが、私自身の成長を急激に加速させてくれているなと感じています。
Twitterは、今まで会ったことのない人とでも気軽に交流を持つことができる素晴らしいツールだなと、今さらながらに思っています。
先日もTwitter上でしか交流がなかった方達と食事に行きましたが、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
おそらく、ブログとTwitterをやっていなかったら出会わなかったかと思います。
忘年会シーズンということもあってか、今日もお誘いを頂いてしまいTwitterは凄いなと。。
インプットもアウトプットも、Twitterやブログでもできますが、やはり直接人と会って話をしていく方が圧倒的に良いです。
Twitterは情報の収集と、自分のブログを発信するツールとして使い始めましたが、人と交流することの方が楽しいですし、その必要性も感じてきています。
私がスタッフを育成するなら
積極的にブログとTwitterをやってもらいます。
匿名でも良いですし、自分の名前や会社名を出してもらってもよいです。
そこから生まれる人との縁こそが、人を一番に成長させるだろうなと。
異世界のとの交流って、本当に刺激になるし勉強になります。
同業者でも良いと思いますし、他業種でもです。
そのあたりは、経営者や個人で仕事をしている人は理解していると思うのですが、社員であっても行ってよいと思うんですよね。
Twitterの活用法
Twitterは、非常に軽い気持ちで交流が取れるツールです。
例えば、自分のtweetに突っ込みを入れたり絡んできてくれたりすると嬉しくなりますし、ブログもtweetしてもらえれば誰もが嬉しくなります。
あまりにもエグイ突っ込みとか入れるとかは例外ですが、基本的に嫌な気持ちになる人はいないと思います。
この人と、コミュニケーションが取りたいなぁという方がいれば、積極的に自分から絡んでみてもよいのではないでしょうか。
もちろんスルーされることもありますが、それがTwitterだと思っていれば、問題はないのかなと。
自分を成長させるには自分のフレームワークを壊すことです。
そのために、一番効果が高いのが異世界との握手です。
ご縁は大切に。
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この記事を書いた人桜井 茶人(さくらい さと)
株式会社バルワードの代表。
リスティング広告の専門家でありながら、集客全般を見れるマーケター。
- Googleプレミアムパートナー
- 著書:リスティング広告のやさしい教科書