リスティング広告の運用は、運用者によって戦略がそれぞれ違います。
一概に何が正しいとは言えないので、運用者が得意な部分で勝負するのが良いと思っています。
どうやって運用するのが正しいのか?
という問いに関しては、正解を出すのは難しいですが、
このやり方は明らかにパフォーマンスが悪くなるでしょ。
というのは、ハッキリしているのかな・・と。
今日は、そんなお話です。
よく見る、大雑把過ぎるアカウント
ご相談に来られる方で多いのが下記のパターン
①とあるキーワードの部分一致が露出の大半を占めている
②広告グループにキーワードが山ほど入っている
リスティング広告は、検索するユーザーとサイトを結びつけるものです。
キーワードによって、広告グループのグルーピングを行い、適した広告を配信する必要があります。
キーワードは多ければ良いというわけではありませんが、ある程度細かく分けて設定しないと、様々なクエリを1つのキーワードが拾ってしまって①のような現象が起きてパフォーマンスが悪化します。
機動力こそが、良いパフォーマンスを出す
やっぱり小回りが利く方が、パフォーマンスが出せると感じています。
もちろん、その機動力をどこに使うかということもありますけどね。
例えば、1広告グループ、1キーワードで作成するのも方法の1つです。
ABテストや広告クリエイティブに重きを置いている場合は、あえて1広告グループ1キーワードではなく、キーワードをグルーピングして露出の多い広告を作り上げていくのも良いと思います。
他にも商品リスト広告のフィード作成も、システムで膨大に登録する方法もありますが、1つ1つしっかりと作り込んで勝負することだって可能です。
システムやツールを使い、膨大な量のキーワード等の設定をすることも可能ですが、いかに小回りを利かせて機動力で勝負できるかが、一線を越えて戦うには必要かと感じています。
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この記事を書いた人桜井 茶人(さくらい さと)
株式会社バルワードの代表。
リスティング広告の専門家でありながら、集客全般を見れるマーケター。
- Googleプレミアムパートナー
- 著書:リスティング広告のやさしい教科書