今回はPPCに関して全く関係ないという(汗
私が独立する1年ほど前にTwitterでこんなことをtweetしました。
「これからは、どこで仕事をしているかではなく、個人にスポットが当たる時代になるんじゃないか」
と・・。
もともと、私は独立願望が強かったし、web系で仕事をしている方は「いつか独立したい」と思っている方が多いのではないかと思います。
正直なところ、「大変」だし「不安」、けど「メチャクチャ楽しい」というのが私の感想。
もちろん、同時期に独立して生計が立てられなくなった方もいらっしゃいます。
そんなに甘くはありません。
独立する前に、読んでおいてもらいたい記事を書こうかと思った次第です。
今日は、そんなお話。
1、事前に言われたことは鵜呑みにしないこと
よくある話ですが、web制作で独立する人は知り合いから「独立したら、ホームページを作ってもらいたい」と言われることが多くあります。
しかし社交辞令の方が圧倒的に多いですし、実際に依頼をされた場合も、非常に安価で対応しなければならないケースを多く感じます。
もちろん、しっかりと発注をしてくれる方もいらっしゃいますが、全てを鵜呑みにするのは危険です。
また、会社での仕事だが、個人でのやりとりに近く、独立したら仕事を貰えると勘違いするパターンもあります。
法的な問題もありますし、そんなに甘くないことを理解しておかなければなりません。
2、最初は実力よりも営業力が勝負
どんなに良いホームページ制作、PPC運用などが出来たとしても、それを伝えることができません。
過去に勤めていた会社の名前などで、ある程度は信頼を得ることはできるかもしれませんが、あくまで独立をしたことを忘れてはいけません。
今までは「○○株式会社の○○さん」なのです。
会社なんて、あまり関係ないと思っている人が多いですが、かなり影響があります。
web業界で仕事をしれば分かる通り、実績(お客様の声)などが非常に効果的なのは理解してもらえるかと思います。
その実績がゼロからのスタートになることを忘れてはいけません。
定期的に仕事が取れるようになるまでに「仕事を取る仕事」しなければならないことを忘れてはいけません。
3、安価で請け負ってしまうと、自分の首を絞める
独立して間もないころは、事例もありませんし、収入面でも厳しい状況からスタートすることが多いかと思います。
そうなると「この案件はどうしても取りたいから値下げしよう」という考えが出てくるものです。
もちろん、事例として必要などがあればそれも戦略の1つですが、まずは仕事を増やすということで、むやみに安価で仕事を多く請け負ってしまうと、その仕事以外に時間が取れなくなってしまいます。
最初頃は「仕事を取る仕事」に時間を割かなければなりませんので、長期的な戦略を考えて行動する必要があります。
4、情報の収集、共有のできる仲間を見つけよ
webの世界は、変化が非常に速いです。
制作にしろSEO、PPCにしても、その時々に合わせて、より良いサービスを提供していく必要があります。
今までは会社の組織として得ていた情報も、個人になれば自分で情報を得なければなりません。
もちろん、ブログ等でも情報収集はできますが、「生きた情報」だったり、「お互いの情報を交換する」というのは、やはり人と会うしかありません。
同じ志を持つ、同業の仲間を作っていきましょう。
5、自分を露出せよ
私も、このブログを通じて自分を露出しています。
ブログ等を通じて自分を露出すると、もう隠れることはできません。
自分自身に、良い圧力をかけることが出来ます。
また、個人にスポットが当たる時代へと移り変わっていく時代でもありますので、「メンドクサイ」とか言わずに、自分を表に出していくことをオススメします。
私自身も、週に1回しか更新しないブログと、1枚のランディングページしかありませんが、定期的にお問合せを頂きます。
セルフブランディングという言葉が正しいのかは分かりませんが、自身を表に出すことで、開く世界は多いと感じています。
まとめ
何度も言いますが、私は「web業界は、個人にスポットが当たる時代」だと思っています。
それは、会社にいても、独立をしても同じです。
独立するのが良いこととは言いません。
独立をすることで自分の世界というのは一気に広がりますが、会社の組織でしかできないことも多くあります。
決して、楽な道ではないと思いますし、覚悟も必要です。
よく考え、覚悟を決めて独立をするなら、私は応援します。
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この記事を書いた人桜井 茶人(さくらい さと)
株式会社バルワードの代表。
リスティング広告の専門家でありながら、集客全般を見れるマーケター。
- Googleプレミアムパートナー
- 著書:リスティング広告のやさしい教科書