リスティング広告での情報収集をしていると、効率を上げるためのツールやテクニックを書かれてる記事が多い。
「便利なツールが多いなぁ」と感じますが、何かツールに頼り過ぎている感もあるよなと。
確かに便利なんですけど、それでリスティング広告の本質を見失っている部分もあるんじゃないですかね?
最近、自分自身もツールやテクニック的な情報を求めてしまうことが多かったこともあり、こんな記事を書こうかと。
今日はそんなお話です。
運用者の考え方
リスティング広告(ここでは検索連動型広告)は、出稿するキーワードを決めて、そこに広告を出して、ユーザーとサイトの結び付けをするものです。
筆者がリスティング広告を始めた頃は、ツールも少なかった(知らなかった)こともあり、
ユーザーがどんなキーワードで検索してくるのかな?
このキーワードで検索してきたら、こんな気持ちだから、こんな広告が良いよね。
みたいなことを考えながら、コツコツ設定していました。
なんかワクワクする気持ちで作業をしていたのを思い出します。
今は、ツールも最大限に活用しながら、効率的に広告を作っていますが、この当時の考え方って、非常に大切だと思うんです。
誰に何を売るのか?
この考え方がなければ、良いパフォーマンスなんて出せないですよね。
最近は、ツールを使う割合が多くて若干ですが機械的な考え方になってしまい、以前のようにワクワクが少ないです。
ツールで拾えないキーワードはたくさんあるし、もうちょっと「アナログ的に考える」という時間を取るべきだな・・と自分でも感じています。
ツールでの効率化ばかりになってしまうと「考える力」は衰退する一方だと思います。
「ツールは使う」けど「自分の頭も使う」という考え方で、運用することも大切じゃないですかね。
-
この記事を書いた人桜井 茶人(さくらい さと)
株式会社バルワードの代表。
リスティング広告の専門家でありながら、集客全般を見れるマーケター。
- Googleプレミアムパートナー
- 著書:リスティング広告のやさしい教科書