旬の話題であるユニファイドキャンペーン・エンハンストキャンペーンについてです。
いろいろなところで、PC・タブレットとスマートフォンのキャンペーンは分けるかどうするかという話が出ています。
以前、下記のようなブログを書きました。
このブログによって、かなりの多くの方に誤解されているようなので、念のため記事として残しておきたいと思います。
俺式で管理しているアカウントは全て分けていない
なんだか、このブログによって「キャンペーンを分けた方がいいんですよね?」的なことを複数人から言われました。
僕の意図では、「分けた方がよい」ということを伝えたかったのではなく「分けることもできたよ」ということだったのですが。。
なぜこのような記事を書いたかというと、当時は広告グループごとで入札単価比率の設定ができなかったのです。
(ちょうど変わり目だったので、もしかしたらできたのかも・・・)
ユニファイドキャンペーンでは、現在はまだ、できませんよね。
これが出来ないと何が問題になってくるかというと、キーワードによってのPCとスマートフォンの強弱が付けられないんです。
全てのキーワードをコントロールするには、分けるしかなかったんです。
考えた方法としては、スマートフォンとPCの比率を5%刻みで70~130%ぐらいまで用意して、そこで対応・・とも一時思ったのですが、そうすると、とんでもない数のキャンペーンになってしまうため、実験的に可能かどうかをテストしたという経緯があります。
今のエンハンストキャンペーンでしたら分ける必要はありませんし、ユニファイドキャンペーンも、そんなに時間がかからないうちに対応できるようになるかと思ってます。
なぜ分けないで運用するのか
大きく分けて3点
- 入札が4円単位でしかできない
- 単価調整を間違えてしまう可能性が高い
- 今後、システムの変更で分けたままでは不都合なことが起こる可能性がある
とは言っても、管理画面上での見易さ等は今でもデバイスを分けている方が、個人的には見やすいですけどね。
しかし、エンハンストキャンペーンで使いやすくなった部分は多いですし、新しいシステムに対応していく必要はあります。
今のところ、分けないで不都合な影響は特にありませんので、私の推奨は「分けずに運用する」ということになります。
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この記事を書いた人桜井 茶人(さくらい さと)
株式会社バルワードの代表。
リスティング広告の専門家でありながら、集客全般を見れるマーケター。
- Googleプレミアムパートナー
- 著書:リスティング広告のやさしい教科書