自分の型にハマってしまっている人へ
自分のフレームワークがある程度決まってしまっていて、なんだか成長が止まっているように感じる瞬間ってあるかと思います。
別にそれが悪いとは思えませんし、成果がしっかり出ているのであれば、自身を持って突き進むのもよいかと思います。
スキルアップには様々な方法があるかと思いますが、一例として・・。
今日は、そんなお話です。
1、インプットをしまくる
自分の知らないことがあるのが当たり前です。
PPCに関して私も知らないことは多くありますし、PPCに限らず極力いろいろな情報をインプットするようにしています。
自分のスタイルというものが固まってしまうと、なかなか次のステップにいけません。
まぁ、このブログを見ている人は、おそらく情報集しまくっている人ばかりだと思いますので、言うまでもありませんけどね。。
「俺式PPC」というブログは、PPCブログのアウトローですから。。
きっと皆さんは、知識が豊富な方が多いかと思います。
2、自分の知識を整理して、尖らせる
常に情報収集をしていても、あまり大きく自分のスタイルが変わらない時が必ずやってきます。
私自身、マンネリ化ではないですが自分の運用の型が固まりきってしまった時がありました。
日々、いろいろと情報収集をしていて「自分が手を付けていないこと」、「自分自身が不得意と感じている部分」などに関しては、少しずつ変わってはいくものの、大きな変化がないことに不安を覚えたのです。
そんな状況を打破したのは、約2年ほど前にLICで開催された「独立支援プログラム」という勉強会です。
豪華すぎる講師の方々や、凄腕の運用者ばかりで、一気に多くの情報が集まりました。
人によって運用方法は違いますし、正解はないと思っています。
そこで行ったのが、自分の運用を0から考えることです。
基本的な考え方は変えていません。
ただ、今までのフレームワークを壊して、自分のスタイルを突き詰めようと思ったんですよね。
広告文の考え方、キーワード選定、マッチタイプの使い方など細かい部分も含め、アカウント構造全てを理想となるまで突き詰めて作ってみたら、今までのものとは大きく変わりました。
「自分の考え方を突き詰めることでも、次のステージに登れるものだな」と感じることができました。
その時は分からなかったですが、「突き詰めてしまったことで、次へのステップアップがより難しくなったと」と、今では感じています。
3、全く違う世界に踏み込む
まったく違う世界に飛び込むと、自分を大きく変えてくれるキッカケになります。
直近で言えば、PPCアフィリエイターの勉強会、SEMカフェの勉強会(キーワード発想会、広告文の勉強会)に参加させていただきました。
PPCアフィリエイターは運用代行者とは大きく視野が違いますので大きな刺激がありましたし、SEMカフェの主催者である小西さんは、僕とは全く運用スタイルが異なるので、広告文を見た時は度肝を抜かれました。
PPC広告は、非常にテストがしやすい広告媒体です。
新たな手法を取り入れたとしても、失敗をしたら戻せば良いわけです。
運用代行をしている立場で、「失敗したら戻せば良い」という言い方は、クライアント様の広告費を使っているので誤解が生まれてしまいそうですが、「未来で成功するための過程」です。
なので、失敗ではなく成功へのステップなので、誤解をしないで下さいね。。
まとめ
自分の運用方法を変化させたいと思っていても、行動しなければ何も変わりません。
そのためのキッカケって、やっぱり人と会うことではないかと思っています。
管理画面を見続けることでも、少しずつ自分のスタイルも変わってはきますが、大きな変化というのは難しいのではないでしょうか。
変化をするというのは、非常に勇気がいることです。
これは、上手くいっていれば、よりそのような傾向になりがちです。
会社経営も同じで「変化を望まない経営者」もいれば「変化を望む経営者」もいます。
変化することで失敗することもありますが、「一気に業績を伸ばしている企業は変化を望む経営者が多い傾向があるな」と個人的には感じています。
※個人の感想ですよ。
PPCに関して言えば、数値がハッキリと見えやすい広告媒体ですし、運用を方法を変えたとしても、取り返しが付かないほどの失敗になることはほとんどないかと思います。
さらなるステージにいくには、やはり自分自身を変革してく必要があるのではないでしょうか。
蛇足
私の中でのイメージは、運用者はいかに自分に合った武器を身に付けるかだと思っています。
ガンダムで言えば、ビームライフルとガンダムシールド(盾)を持っているとします。
ビームライフルの代わりにビームサーベルを持ってみたり、ビームライフルとビームサーベルを両方装備してみたり。
時にはファンネルも良いかもしれませんし、メガ粒子砲を打ってみるのも良いかもしれません。
自分なりのニュータイプになれば良いんですよね。
ただ「ニュータイプは万能ではない!」のはご理解を。
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この記事を書いた人桜井 茶人(さくらい さと)
株式会社バルワードの代表。
リスティング広告の専門家でありながら、集客全般を見れるマーケター。
- Googleプレミアムパートナー
- 著書:リスティング広告のやさしい教科書