突き刺さるコンテンツを作ってCPAを下げるべし

リスティング広告とLPOは、切っても切れない縁ですよね。
LPO:ランディングページ最適化。

リンク先ページであるランディングページの最適化でコンバージョン率が向上すればCPA(顧客獲得単価)を下げることができます。

 

LPOには、様々な方法があります。

 

今回は、その中でのコンテンツに絞ったお話です。

ユーザーに成約してもらうコンテンツなので、言うまでもなくユーザーの導線設計等も重要なのですが、その中身についてです。

 

その1、第三者の声

インターネット上は、情報が溢れています。

そして「信頼」というものが、弱いのも理解しなければなりません。

 

インターネットで商品を購入するときに、口コミレビューを見る方って多いですよね?

つまり、第三者からの声を気にしているんです。

 

例えば、ホームページ制作会社で言うと

「弊社で作るホームページなら、今まで以上の売上増加が見込めます」

と言ってしまうと嘘くさいですし、

お客様の声として

「○○社でホームページを作ってもらったら、売上が大きく伸びました」

と、書いてある方が信頼性がありますよね。

 

「当たり前だろ」って言われると思いますけど、その部分ってしっかりできていますか?

 

顧客事例にしても、

テキスト < 直筆の手紙 < 顔や名前を出す < インタビュー

上記の限りではないですが、よりリアルに近い方が、効果はありますよね。

 

顧客事例が大切だということを理解している方は多いのですが、やりきってるところは少ないと思います。

 

例えば、顔や名前を出して、インタビュー記事を書いている顧客事例を50件載せているホームページってありますか?

あんまりないですよね。

 

50件載せたところで、50件全てを見るユーザーは、ほとんどいません。

しかし50件もあると、数に圧倒されて信頼が生まれること、また自分のライフスタイルに近い事例を見て疑似体験をすることで、成約に結びつくケースが多くあります。

 

ただ、顧客事例を50件載せるのって大変ですよね。

勝手に載せるわけにもいきませんので。

 

だからこそ、私はやるべきだと考えています。

大変なことは、自社でも他社でも同じですからね。

 

 

その2、ユーザー心理を考えたライティング

ホームページは比較がされやすい媒体です。

特に、PPC広告での検索連動型広告に関しては

「すでにユーザーが買う商品・サービスが決まっていて、どの企業にするかを選定している」

ことが多くあります。

 

決まったパイの中で、いかに自社に誘導できるかが勝負になります。

 

まずは3C分析などで、自社と競合の強みと弱みを明確にしましょう。

そして、何が伝えられるのかをピックアップしておけば、コンテンツが作りやすくなります。

 

そしてユーザーの心理を探ります。

その商品・サービスを申し込む際に「何が不安なのか」「手にするとどうなるのか」を解決してあげれば良いのです。

 

例えば「商品がちゃんと届くのか」「梱包はしっかりとされているのか」という不安に思っているユーザーがいるのであれば、そのことを記事にすれば良いのです。

調べる方法は、「実際に自社のお客様に話を聞いてみる」「自社へのクレームを見てみる」「教えてgoo等のQ&Aサイトを見る」など、方法はいろいろあります。

 

3C分析、ユーザーの心理を把握することができれば、あとは「記事を読んだら競合を選ぶ必要がない」ようなコンテンツにすれば良いのです。

 

しっかりとしたコンテンツがあれば、金額が高くても成約に至るケースは多くあります。

 

 

その3、独自性を持つ

どのような業種でも独自性を出すことは可能です。

物販であれば、実際に商品を使っているところをレポートにしてみたり、動画にしてみたり。

 

人が絡むサービス業関係は、より独自性が出しやすいですよね。

例:士業などの地域密着業、治療院、ホームページ制作、オリジナルグッズ製作、PPC広告etc…

 

独自性を出すことで、他社にはできないコンテンツができます。

自分たちでしか出来ないことは何か?を考えると、自然と出てくるかと思います。

 

一番簡単なのは、人にスポットを当てることです。

専門家にしてしまえば良いわけですね。

 

あるペットグッズを販売しているサイトでは、オーナーが専門家として登場し、それぞれの商品を動画で説明することで売上が大きく伸びたという事例がありました。

 

方法は様々です。

 

やるのは、大変です。

しかし、何度も言いますが

「自社が大変なことは、他社も大変なんです」

 

独自性のあるコンテンツは、高い集客力と結びつくケースが多いですので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

※独自性と言っても、あまりにぶっ飛んだコンテンツを作るとリスクもありますので、あしからず

 

おまけ

当ブログは、それなりに独自性のある記事を書こうと、筆者は努力をしています。

なので、事例が多いのもその理由の1つです。

 

事例に関しては、他の人が書けない記事ですからね。

 

以前、Yahoo!プロモーション広告のユニファイドキャンペーンが始まった開始直後に

「【ユニファイドキャンペーン】やってみた」

という記事を書いたのですが、PPCブログの有名人たちも記事を書いていたので、見事なほどまでに一瞬で埋もれました(汗

 

その時に筆者は、「機能的なことを書くのは一切やめよう」と心に誓ったワケです。

機能的なことは、多くのPPCブロガーが書いていますので。

 

そんなこんなで、俺式PPCというブログを書いておりますが、刺さる人には刺さっているようで、初めてお会いする方にも「俺式PPC書いている人ですよね?」とか言われたり、「PPC広告の運用代行をしてくれませんか?」と問い合わせを頂くこともあったりします。

ありがたいことです。

 

今後も、独自性を持ったブログを書いていきたいです。

 

 

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  • この記事を書いた人桜井 茶人(さくらい さと)

    株式会社バルワードの代表。

    リスティング広告の専門家でありながら、集客全般を見れるマーケター。

    • Googleプレミアムパートナー
    • 著書:リスティング広告のやさしい教科書
    リスティング広告のやさしい教科書
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