動画の文字おこしをしてあります。テキストがお好みの方は動画の下からお読みください。
「人生は、不公平だ」みたいな事って、僕ね受け止めなきゃいけないと思っているんです。
僕のところに、結構くる質問です。
「今、社会的に必要とされるスキルを持ってません。お金も時間もない状況なんです。」という人が多いんです。
今まで何も考えず日々を過ごしてきて、でも、ある時にやっぱり気がついて、これから自分が何かやりたい、挑戦していきたいと思ったり、もう終身雇用は無理だよねと思い、仕事を転職したい思っている人がすごく多く、連絡を頂くのですが、社会的に必要とされるスキルを持っていません、お金も時間もない状況です、という人が多いんです。
僕のように、仕事を通しスキルを身に付けることができる人もいるのですが、それができない職種も、現状たくさんあるんですよね。
今、社会的に必要とされるスキルを持っていないという人がいるというのも、職種により給料が全然違うというのも、時間がないというのもわかっているつもりです。
だから、今、何かをやらなきゃいけない、動かなきゃいけないと気づいて、不安な人は世の中にすごくたくさんいるんじゃないかと思っているんです。
気づくという事は、素晴らしいことだとは思っているんですが、押さえておかなければいけないのは、やはり「人生って不公平」というのはあると思っているんです。
そして、これを受け止めなきゃいけないと、僕は思っているんですね。
当然ながら、育ってきた環境は違うし、会社に就職しどういう仕事をしてきたかでもスキルの身に付け方というのも違うし、就職する先によっては、自分のプライベートの時間がどれだけかというのでも変わってくるし、当然お給料も、育ってきた環境が裕福な人もいれば、お金がなかった時代を過ごしてきた人もいる。
これって、やっぱり平等じゃないんですよ。
全員が同じ基準ではない、というのは受け止めなければいけないんです。
受け止めた状態で、自分がこれからどうしていくかというのも考えていく必要があると思うんです。
今、現状、何かチャレンジしたい、挑戦したいと気づいた方はどんどん積極的に動いて欲しいと思っているんです。
気づいた分、すごく前進していると思っています。
うちの息子は、今、小学校5年生と中学校1年生ので、僕はYouTubeをやらせています。
まだ、チャンネル登録35人というレベルで、今は自由にやらせている状態です。
小学校5年生と中学校1年生の子供が、自分のオンライン上でゲームしたものを録画し、動画編集をして、adobeのillustrator を使ってサムネイルを作るという事をしているわけです。
ストレートで大学まで行ったら、あと9、10年間で相当スキルがつくと思うし、自由に使える状態にもなっているだろうし、YouTube のチャンネル登録が数万人とかになって、何もしなくても広告収益で何十万、入ってくる状態になっているかもしれない。
僕は、それを目指してるわけなんですけど。
そういう教育をしている場合と、パソコンを授業でしかやってなかったのと比べ、社会的に必要とされるスキルをどっちが持っているかと言ったら、
多分、僕が子供に教えている事というのは、今後10年後、何のスキルが必要とされているか分からないけど、パソコンを使ってどういうことをやっていかなければいけないか、チャンネル登録を伸ばすにはどうゆう思考でやっていかなければいけないのか、誰にどんな情報を届けていかないと自分のチャンネルは見てもらえないのか、発信した情報を届け続ければいいのか、見てくれる人の事を思ってどう情報発信をしていったらいいのか、というのも遊びに近い感覚で学んでいく人間になったら、その差は、出るんですよ。
これは、どちらかというと子どもの話をしてるから、どういう環境で育てるかになってくるので、親の考え方となってくるんですが、そういうのが、もう当たり前になってきている状態なんですよね。
できることの幅が広がっている。
どんどん、差が開き始めている。
だから会社にいる人もexcel を使う人もいれば、 excel を使えない人もいて、でもそれはしょうがないと思ってるんです。
僕は、不公平という言葉が正しいのか分からないけれども、これから何かチャレンジしたいと思った時に差があるというのは、受け止めなきゃいけない事と思っているんです。
10年前、僕はリスティング広告という分野で仕事をし始めました。
自動車教習所のスタッフとし、仕事でちょっと触ってたぐらいのスキルで、独立をしたわけです。
素人に、ちょっと毛が生えたぐらいのスキルしかない状態で、僕はスタートラインに立ったわけですよね。
10年前に独立をし、スタート地点に立った時に見えた景色はどうだったかというと、ほとんどの人が僕より前を走っているわけです。
1番先頭の人なんて、背中が見えないぐらい先頭を走っているわけです。
そういう状況での、スタートです。
基本的にビジネスは、全員が横並びで一斉にスタートするというのは、ありえない。
だから、不安でもしょうがないじゃないですか。
それを言い訳にするぐらいであれば、ビジネスはやらないほうがいいと思っていて、
その中で自分がどうやって前に進むのかを考え、行動をしていかなきゃいけないんです。
この質問をくれた方は、自分にスキルがないということがわかっていて、多分、不安もあると思うけど、それを受け止めて頑張って欲しいと思います。
僕は、独立した時、大きな目標を立てました。
この業界で、ナンバーワンになろうと思ったんです。
もともと、この業界出身じゃないから、左も右もわからないし仲間もいない。
でもそんな中、ナンバーワンになるならどうするか、といったら前に進むしかなかったんです。
多分、月500時間くらい仕事をしてました。
1日、16、17時間、休みなく毎日ずっと仕事をし、誰よりも行動してスキルを身につけていかないと、前を走っている人には追いつけないと僕は思ったんです。
みんなが寝てる時間にも、仲間が飲みに行っている時間も仕事をして、昔から僕のことを知っている人は、付き合いが悪い印象を持っている人が多いと思うんですが、お金もなかったし時間もなかったので、僕はずっと仕事をしていたんです。
よくわからないまま進んだから、やっぱりすごく時間がかかったんですけど、
7年経った時、Googleの公式イベントに呼んでもらい登壇し話をしたり、書籍の出版をさせてもらったり、ナンバーワンになれたかどうかはわからないんですが、自分がこの分野で自信を持てると胸を張って言えるところまで上がってきたわけです。
だから、自分にはスキルもない、時間もない、お金もない、という人は覚悟を決めて前に進んで欲しいです。
ビジネスって、難しくはないと思っているんですが、簡単でもない。
勇気を持って、一歩一歩前に進んでほしい、今の現状を受け止めて前に進めばいいだけです。
時間がないのであれば、朝1時間早く起きる、夜テレビや YouTubeを見ている浪費時間を自分の学びに充ててみる、遊びや飲みに使うお金を自己投資に充ててみるとか、他人が立ち止まっている時に前に行かないと、その差は絶対に埋まらないんです。
たくさん挑戦した方がいいと思うし、たくさん行動した方がいいし、たくさん失敗をした方がいいと思っています。
それを積み重ねていくと、未来はすごく開けていくんですよ。
だから、努力をしている人って、後悔しないんですよね。
高校野球で甲子園を目指してた人達が、一生懸命練習し、雨の日も風の日も頑張って練習やトレーニングをして甲子園を目指しますが、決勝でちょっとの差で負けて甲子園に行けなかったら、悔しいという気持ちは残りますけど、努力しなきゃよかったとはならないですよね。
努力は大事だと思うし、勉強したら頭が悪くなるなんて事はないし、スキルを学ぼうとしたらスキルが落ちることだってない。
行動して、とにかく自分の考え方、スキルを身につけて、前に進めば必ずその人の未来は大きく広がっていく。
だから、今こうやって気づいてくれた方は、チャレンジをして欲しいと思います。
大変かもしれないけど、前に進んで自分の未来は必ず開ける、自分の未来を変えるのは自分でしかないので、是非チャレンジをしてもらいたいと思っております。
最後まで動画を見て頂き、ありがとうございました。
今回は、僕のやっている無料のオンラインサロン「好きなことできていく学校」でライブ配信したものを、動画にさせていただきました。
普段は、YouTubeでマーケティングの話をしていますが、オンラインサロン「好きなことできていく学校」での質疑応答の1つを持ってきました。
もし興味があれば、概要欄にありますので参加してみてください。
このチャンネルには、マーケティングや学べるものがいっぱいあるかと思うので、他の動画も見ていただければ嬉しいです。
是非、チャンネル登録の方よろしくお願いします。
では次の動画でお会いしましょう。バイバイ。
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この記事を書いた人桜井 茶人(さくらい さと)
株式会社バルワードの代表。
リスティング広告の専門家でありながら、集客全般を見れるマーケター。
- Googleプレミアムパートナー
- 著書:リスティング広告のやさしい教科書