動画の文字おこしをしてあります。テキストがお好みの方は動画の下からお読みください。
独学で習得せよ Webマーケティング講座 第9講。
今回は「SEOのキーワード選定をしていこう」というお話をしていきます。
Webマーケティング講座1回から第9回まできていますが、まだ最初から動画を見ていないという方は、概要欄に再生リンクを用意していますので、そちらから順番に見て頂ければと思います。
まず「SEO」前回の第8回でもお話したんですが、誤解されてしまいそうな内容があったので、先に解説をさせていただきます。
「被リンク」と言って、他のサイトやブログに紹介してもらい、自分のサイトに来てもらうようにリンク設定をすると順位が上がる傾向があります、それが上がるからといって自作自演はしないで下さいと、お話をしました。
この「自作自演」の伝え方が曖昧だったので、誤解をされている方もいらっしゃると思うのですが、自身がもっているSNS、ブログから自社サイトを紹介するのは問題ありません。
自作自演といえば自作自演ですが、やり方に関しては全く問題がないので安心してください。
僕が言っているのは、順位を上げるためにブログを作り、そこからリンクを当てていくというような、順位操作をするために作られたサイトや、リンクを当てていくような行為はペナルティーを受けたりする事もあるのでしないでくださいね、ということです。
自分の持っている、サイト、ブログから紹介をするという形であれば問題はありませんので、その辺は誤解しないようにしてください。
また、ツール紹介でもコメントをいただきました。
「GRC」というツールのお話をさせていただいたんですが、これに対し「searchコンソールがあればいいのでは。」という指摘を頂きました。自社の分析であれば、searchコンソールでも大丈夫ですが、後々、競合サイトが取れ、どう順位が動いているのかというチエックをするのに使える為、GRCの話をさせていただきました。
GRCは、個人的にはすごく使いやすいと思っていて、無料で使える分もあるので使ってみてください。
今回は対策の話をしていきます。
大きく分けて、4つあります。
「検索意図を理解する」
「良質なコンテンツを作ろう」
「Titleタグと見出しタグ」
「内部リンクの設定」
今回は、上二つについてお話をしていきます。
まず「検索意図を把握しよう」ですが「ブランディング」という言葉を、Googleで検索すると僕のサイトのページはこのようでした。
「意外と知らない?ブランディングとは。」
「ブランディングの正しい意味とは、押さえておきたい基礎知識とは。」
「第1回 ブランディングとは何をすることなのか。」
というサイト表示でした。
「ブランディング」と検索した時、Googleは「ブランディングの意味を知りたいんだろう」という答えで、このようなページを返している事が推測されます。
「ブランディング」で上位表示を狙うのであれば「ブランディングとは何か」というページの方が上位にしやすいという事です。
ブランディングをやっている会社が「ブランディング」というキーワードで自分のホームページを上げようとしても難しい、というのが解ります。
これが検索意図というもので、検索するとその意図が分かったりするんです。
分解してお話していこうと思います。「クエリ」の種類です。
「クエリ」は実際に、ユーザーが検索までに打ち込んで検索したキーワードの事です。
1つ目は「特定のサイトを探す」クエリです。
楽天市場、amazonなどですね。そういうキーワードのクエリの種類があるということです。
2つ目は「行きたい」クエリ。
「ネイルサロン 新宿」など地名を入れて検索するキーワードが、ここに入ります。
このようなキーワードは、Googleではマップが出て、地図上にこのような店舗があります、と紹介をしているクエリになります。
3つ目「知りたい」クエリ。
「腰痛 原因」と、どういうふうにしたらいいのかという、知識を蓄えるためのクエリもあります。広告がそんなにないクエリです。
4つ目は「やってみたい」クエリ。
「腰痛 改善」などです。
5つ目は「購入したい」クエリ。
「野菜 通販」クエリは、Googleのショッピングの画像ができたりみたいな感じです。
色んなクエリがあるわけですが、自分が上位表示したいと思ったキーワードの検索をしてGoogleはどういう答えを返そうとしているのか、というのを理解してください。
その答えに対して、良い回答のコンテンツブログ記事やサイトを作っていく必要があります。
実際に、検索をしてみるというのが大切になります。
どのようなサイトが上位に来ているのかを考えるのです。
キーワードは質問で、ウェブサイトは回答です。
ユーザーが求めているもの、きちんと回答ができるページを用意しましょう。
良質なコンテンツ、その質問に対しての答えが、ビシッとしているような内容でないと上位表示は難しいです。
今回のポイント、「検索意図をきちんと理解しよう。」
自分が、上位表示したいキーワードは実際に検索をし、現状Googleはどのようなページを上位表示させているかが大切です。
もう一つは「良質なコンテンツ」です。
キーワードで検索、質問に対しWebページが回答で、良いコンテンツ、良い中身がないと上位表示できないので、押さえておいてください。
次の講座では「タイトルタグ、見出しタグ、内部リンク」という部分についてお話をしていきます。
次回で SEOのお話しは最終回ですが、SEOは上位表示をするための施策、攻略法はなかなかなく、上位表示を確実にできるかというとそうでもないので、最低限理解しておかなければいけないお話を進めています。
次は「タイトルタグ」「内部リンク」のお話をしていこうと思います。
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では、次の動画でお会いしましょう。バイバイ。
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この記事を書いた人桜井 茶人(さくらい さと)
株式会社バルワードの代表。
リスティング広告の専門家でありながら、集客全般を見れるマーケター。
- Googleプレミアムパートナー
- 著書:リスティング広告のやさしい教科書