#11【独学で習得】初心者でも分かるwebマーケティング講座/リスティング広告とは

動画の文字おこしをしてあります。テキストがお好みの方は動画の下からお読みください。

独学で習得せよWEBマーケティング講座 第11講。
今回は「リスティング広告について」お話をしていこうと思います。

第1講から見てないという方、概要欄に再生リストを用意していますので見てみてください。
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「リスティング広告」とは、Google広告とYahoo広告の2つの総称のことを言います。
「PPC」と言われる事もあります。
「PPC」は「ペーパークリック」の略です。

「リスティング広告」は、色んな種類があるんですが、
Googleで検索をした時、上の方に出てくる「広告」と書かれているところ、Yahooの赤枠で囲ってあるところが「検索連動型広告」という、検索した時に出る広告です。
画像の広告が出てるところは「ディスプレイ広告」と言われる「バナー広告」ですが、広告として使えるものになります。
このほか検索した時、商品と価格が出る「ショッピング広告」、他にもYouTubeの「動画広告」もGoogle広告の中のメニューで、リスティング広告の分野の種類になります。

リスティング広告の特徴は、
1、すぐにスタートできる。
2、費用対効果がわかりやすい。
3、少ない金額でできる。
4、柔軟な調整ができる。
5、媒体ではなく競合との勝負になる。
6、運用者によって成果が変わる。

まず「すぐにスタートできる」ですが、設定して約15分ぐらいで広告を出稿できます。
今日スタートし、今日、集客することができるんです。
もちろん、出す広告の種類によって時間がかかることも当然あるので、すべての広告メニューが、すぐ出せるいうわけではないですが、早いものだと設定して10分~15分位で広告が出ます。
速いスピードでスタートができるというのが、特長のひとつです。

2つ目「費用対効果がわかりやすい」ということ。
今までの広告、新聞折込チラシ等は費用対効果の把握がしにくいですが、リスティング広告は、いくら使ってホームページで何件商品が売れたのか、すごくわかりやすいです。

こちら、用語が難しいかもしれませんが、ゆっくり説明していきます。
必要なので、覚えてください。

インプレッションとは、広告が表示された回数です。
これが仮に、10万回表示がされました、ということです。
クリック率(CTR)は、表示されたものに対しどれくらいの割合でクリックされたかです。これが仮に、1%のクリック率。
10万回表示された1%の人が、広告をクリックしているので、クリック数は1,000回という事です。

管理画面には、広告費(コスト)は、いくら使っているかというのを表示されます。
10万円使っている表示がされ、10万円で1000クリックなので、単純に割り算し100円。
クリック単価(CPC)は、1回のクリックで100円となります。

このように広告は、色々な課金の方法がありますが、大体は広告をクリックした時にお金がかかるものです。
コンバージョン(CV)は、実際に成約した件数で、ホームページ上から仮に20件成約があったとすると、
コンバージョン率(CVR)は、クリックに対し何パーセントの人が、コンバージョンに結びついたかということです。
何回クリックされ、何件の問い合わせかを、パーセンテージで出します。
1000回クリックされ、20件の問い合わせがあったので、2%です。
コンバージョン単価(CPA)は、1件の問い合わせ、商品を購入するまでいった金額の平均値を出すものです。
この数字で考えると、広告費は10万円使い、問い合わせが20件、これを割り算すると、1件あたり5000円で獲得できた、という事です。

用語がたくさんで、混乱する人も多いと思うんですが、覚えないといけない部分です。
管理画面に出る数字も、もっといろんな数字も取れるんですが、主要なところだけにしました。
この数字が分かると、いくら使い、どれくらい売り上げたか把握しやすい。

コンバージョン単価、1件の新規顧客獲得が5000円という結果ですが、新規1件を取れたら1万円の利益は取れるとなれば、広告費10万円使って20件とれ、1件当たり5000円だと利益が20万円になるので、
広告費を差し引いても10万円手元に残る、というように設計がしやすいです。

リスティング広告は、数字が明確に出るので、費用対効果がわかりやすいのが特長です。

3つ目「少ない金額でできる」です。
少ない金額で、広告を出稿できる。
広告を打つ時、新聞折り込みチラシにしても、印刷して配布とお金がかかります。
リスティング広告は、1回のクリックでお金が発生するモデルですが、1ヶ月1万円でもできちゃうんです。
少額でも広告に投資ができ、テストもしやすい。
1万円使ってみて、全然問い合わせがないとやめることもできるし、うまくいったら予算を増やしていくということもしやすいです。
少ない金額ででき、数字が明確に出るので費用対効果がわかりやすいです。

次「柔軟な調整」ができます。
大きく「検索広告」と「ディスプレイ広告、動画広告」と分けました。
「検索広告」は、Googleや Yahooで検索した時に上の方にでる広告で、キーワードを自分で選ぶことができます。
僕はリスティング広告の分野で仕事をしているので「リスティング広告」を検索したユーザーに、広告を出す設定ができるということです。
地域も選べ、広告を出稿する事もできます。
さらにGoogleは、自分の居るところから半径何キロという事もできるので、リアル店舗をもっている方は、例えば、店舗の半径3キロだけに広告を出すこともできます。
時間帯設定、曜日設定も、あらかじめできます。
パソコン、タブレット、スマホと、それぞれのデバイスで、広告を出したり止めたりができるので、活用しやすいと思います。
他にも、クリックをした時にお金がかかるのでその1回にかかる金額を抑えたり、強めて露出、広告が出る量を増やしたりもできます。

「ディスプレイ、動画広告」は、どういうところに出すか、ユーザーがどういうことに興味を持っているか、興味を持っている人にだけ広告を出すこともできます。
Googleが持っているデータをベースに、広告を出稿してくれるので、優秀です。
検索と同じように地域、時間帯、デバイスも選ぶことができます。
柔軟な調整ができる、しかも反映されるというのは魅力です。
新聞折込チラシだと印刷後、変更するというのは難しいですが、リスティング広告は、調整、変更がすぐできるので、売り上げ下がってきたから、急遽キャンペーンをやろうと思った時にすぐ変えられたりし、WEB ならではの良さがあります。

次「媒体ではなく競合との勝負」ということで、理解しておかないといけないです。
インターネットで商品を買う時、比較する事が多いと思います。
2つのホームページを見て、どっちにしようかと考え商品を買うと思うのですが、比較されることが前提なので、比較をされても負けない広告であれば、成果を取りやすいです。
比較で負けないページを作っていく。
普通の新聞折込チラシだと、その媒体との相性がいいかで使えるかどうかというのが変わってくるんですが、リスティング広告は競合との勝負です。
広告のクリックのかかる金額、1回のクリックで100円かかる競合とのオークションのような形で金額が変わってくるので、ここも広告費がいくらかかるのかも競合との勝負になってきます。

「運営者により、成果が変わる」というのもすごく大切です。
リスティング広告のノウハウもあるんですが、広告は運用するものなんです。
広告を設定するではなく、広告を運用することが必要になってきます。
一回設定して終わりではなく、成果や動きを見ながら、調整をしていくのがリスティング広告ですが、人によってパフォーマンスは大きく変わってきます。
同じ会社で広告を運用したとしても、運用者、担当する人によって成果が変わってくる。
僕らのような代理店が、すごく重宝される感じですが、ご自身でやるよりも、手数料払ってでも代理店に任せた方がパフォーマンスが良くなるケースです。
それくらい、運用者によって成果が変わります。

今回の講座のポイントですが「リスティング広告の概要」は理解しておいてください。
用語は、広告を使っていく上ではどうしても覚えなければいけないので、「用語を覚える」という事です。
自分で広告を運用しなくても、リスティング広告や用語を理解していると、代理店にお願いする時、スムーズにいったり、二人三脚でやっていく上で、知っておく必要があると思います。

次回は「リスティング広告の準備」というお話をしていきます。
実際に、細かい設定のお話はなかなかこの講座ではできないんですが、押さえておく部分、つまずきやすい部分を、次の講座でお話していこうと思います。

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では、次回の動画でお会いしましょう。バイバイ。

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  • この記事を書いた人桜井 茶人(さくらい さと)

    株式会社バルワードの代表。

    リスティング広告の専門家でありながら、集客全般を見れるマーケター。

    • Googleプレミアムパートナー
    • 著書:リスティング広告のやさしい教科書
    リスティング広告のやさしい教科書
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