#03【独学で習得】初心者でも分かるwebマーケティング講座/LPO

動画の文字おこしをしてあります。テキストがお好みの方は動画の下からお読みください。

独学で習得せよ Web マーケティング第3講。
今回は「LPOの基本を知ろう」というをお話していこうと思います。
LPOと聞いてもよく分からないという方、初心者でもわかりやすくお話をしていきますので、ぜひ最後まで見ていただけたら嬉しいです。

この講座は、連続講座でやっています。ぜひ第1講から見てみてください。
マーケティングを学んでいきたい方、チャンネル登録をしていただけると嬉しいです。
第1講で「全体」のお話、第2講では「3Cの分析」の話をしました。
第3講は「LPO」について話していきます。

「LPO」 とは、Landing page optimizationという「ランディングページ最適化」というものになります。
ウェブサイトを改善し、成約率をあげる施策のことです。

例えば、ホームページに100人きて3人が商品を買ってくれるのを、100人来たら5人買ってもらえるように改善を繰り返していく、という事です。
ランディングページとは、ユーザーが訪れるページのことを言います。
ランディングページと聞くと、楽天のサイト、縦長のサイトをイメージする人が多いんですが、正確には「ユーザーが着地をするページ」ということになるので、自社のホームページもランディングページといいます。

「LPO」1つ目は3Cの分析から何を伝えるかを決める。
3Cの分析で市場と競合と自社を分析して、自分たちは何を伝えていくべきかという話をしました。
webで集客をして行く時、普通は複数の会社のホームページを見てどこにするか決めると思います。
他社と比較されて勝てるページ、比較されても自社の商品を選んでもらうという必要が出てくるわけです。
この上で、3C の分析が大事になります。

2つ目は、中学生でも注文できるようにする。
特に、専門用語が出てくるとわからなくなります。
LPOと聞いても、わからないと思うので難しい言葉をなるべく使わない。
LPO、ホームページに入れるのであれば「webページを改善して、成約率を上げていく施策をしていきましょう。」と表現した方が多くの人に伝わります。
中学生でも理解ができるような文章、なるべく噛み砕いてホームページを作る必要があります。

3つ目「わかりやすいレイアウト」です。
ホームページ、基本のこういうページが多いです。
多くの人はこういう形に慣れていて、問い合わせしようと思った時に、右上に意識している人が多いのでフォーマットに沿って作っていくだけで大丈夫です。
注意しなきゃいけないのは、綺麗なページを作れば売れると思ってる人がいるんですが、そんなことはないんです。
デザイン重視のwebデザイナーにお願いすると、すごくかっこいいページが上がってくるんですが、格好良ければ売れるかというと、またそれはちょっと違う問題でデザインというより、どちらかというとどういうことを伝えるか、という方がすごく大切になってくるんです。
分かりやすい形のホームページでも商品は売れるので、凝ったデザインにする必要はないです。
もちろんかっこいいに越したことはないですが、メニューがどこにあるか分からず、お客さんが離れていってしまうのは勿体ない。
これから作る方は、とにかくわかりやすいページを作ってみて下さい。
ユーザーの目線を赤で書きましたが、ユーザーはだいたい無意識にZ型を通ってページを見ています。
まず会社名を見て、お問い合わせ番号、電話番号があるのを認識して、左下に降りて本文を見る感じになります。
ちょっとテクニカルな話をすると、サイドメニューのこのバナー、一番よく見られるんです。
ここに、本当に伝えたいページを用意し、お客様を誘導してあげると集約率が上がったりします。
少し話がズレましたが、シンプルな形で考えて作って頂けたらと思います。

4つ目、「PASONA の法則」で文章を書いてみたらいいんじゃないか、という話をしていこうと思います。
PASONAの法則、それぞれの言葉の頭文字を取ったものになります。
例えばweb 広告で、
P「売り上げが下がり、なかなか伸びず悩んでいませんか。」という問題提起をします。
Aは「放っておくと売上が下がっていくので、気をつけてください。」と少し煽り、
SOは問題解決で「うちの商品を使う事で、売り上げを回復することが期待できます。」とします。
その後にN、限定感で「今月中にお問い合わせいただくと、こんな特典がつきます。」「何者様限定です。」とし、
最後にA、購入ボタンの流れにすると、ユーザーは商品を買いやすいです。
別にPASONA の法則での必要はないんですが、ユーザー、ページを見に来た人がどういう気持ちで入ってきているか、を考え構成をしていくということが大切です。
ユーザーの事を考え、どう伝えていけばいいかとームページを作っていかなければいけないんです。
商品カタログのようなホームページを作っても、商品は売れません。
自社の良いところを、きちんと伝える必要があります。
ユーザーの事を真剣に考え、何を伝えなければいけないかを思って書くと反応の取れるページになってきます。

これは「LPO習得の極意」です。
どうやってやるかといったらですね、より多くのページを見るということです。
Googleで「LPリンク集」で検索をすると、ランディングページがたくさん掲載したページが出てきます。
各企業のページが載っているので、色々見て、なぜこういう風になってるんだろうなどと考えるのが大事になります。
見て考えることが必要で、自分でホームページを作らないにしても、どこかにホームページをお願いする場合、自分でどういうページがいいか制作会社と打ち合わせしページを作っていくと、良いものができます。
ホームページ会社に丸投げで作ってしまうと、ホームページ制作会社は発注元の会社のビジネスモデルなど知らずに作るので、誰でも言えるようなことしか書けないんです。
ホームページを作る時、発注元と制作会社が二人三脚で作らないと、うまくいかないので発注側もLPリンク集を見てどういうページがいいのか勉強してみてください。

今回の講座のポイント、自社のウェブサイト、ホームページで集客している方は、1度見直してみてください。
難しい文章が使われてないか、PASONAの法則のように、ユーザーの事を考えて書かれてないか意識してみてください。
見直すだけで、ちょっとした改善で成約率、商品を買ってくれる率が、1.5倍、2倍になったりします。
ページの見直しはすごく大切で、あまり意識せずホームページを持ってる方も非常に多いかと思うので、どう作ったら、どう改善したら良いのかを考えてみるが大切です。

次の講座も「LPO」を引き続きやっていきます。
次は、キャッチコピーです。
ページを開いた瞬間、目に入ってくるキャッチコピーは大事です。
キャッチコピーだけで、パフォーマンスが大きく変わるので、どのように作っていったらいいか解説していきます。
このweb マーケティング講座に関しては、初心者の方でも学びやすいように、なるべく噛み砕いてお話をしていきます。
web マーケティング初心者の状態から、実務で使えるレベルまで持っていきたいと思っている方、ぜひこの講座は無料なので最後まで見ていただけたらと思います。
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では、次の動画でお会いしましょう。バイバイ。

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  • この記事を書いた人桜井 茶人(さくらい さと)

    株式会社バルワードの代表。

    リスティング広告の専門家でありながら、集客全般を見れるマーケター。

    • Googleプレミアムパートナー
    • 著書:リスティング広告のやさしい教科書
    リスティング広告のやさしい教科書
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